連日の猛暑を吹き飛ばせるような、そして今以上に夏に向けてわくわくできるような、そんなミュージック・ビデオを厳選、この夏のビッグ・ヒットでぜひ夏を彩ってください。
カルヴィン・ハリス “Feels ft. Pharrell Williams, Katy Perry, Big Sean”
ニュー・アルバム『ファンク・ウェーヴ・バウンシズ Vol.1』を発売したばかりのカルヴィン。ファレル・ウィリアムスにケイティ・ペリー、ビッグ・ショーンが登場し、ヤシや南国の花のモチーフが飛び交う、トロピカルかつサイケな世界観のビデオが公開されている。
サマーソニックでの来日も迫り、正にこの夏のアンセムといえるファンキーな1曲、生で聴いて踊りたい!
マイリー・サイラス “Malibu”
短かった髪を伸ばし、リラックスした表情と歌声に「本当にこれがマイリー?」と目を疑ってしまうが、それもそのはず、この楽曲は婚約したものの破局してしまったリアム・ヘムズワースと復縁し、マリブに一緒にいったことを歌っているとされている。
真偽は定かでないものの、そうでなければ「空は見たこともないくらい青くて/マリブで/あなたのとなりにいるの」「2人で歩きながら日が沈むのを見てる/残りの人生、ここでこうやって話していたい」なんて歌詞、出てこないでしょう。
そして美しいマリブの自然にすっかり虜になった方も多いのでは。
何度聴いても幸せになれるこの楽曲、マイリーは車で書いたそうで、「車向き」の曲だそう。ドライブのお供にいかがでしょう。
DJキャレド “I'm The One”
ジャスティン・ビーバー、チャンス・ザ・ラッパー、クエヴォ、リル・ウェイン客演の本楽曲、英米シングル・チャートで1位を獲得し、ミュージック・ビデオの再生回数は5億回と突破と大ヒットしたことが記憶に新しい。
DJキャレドが自身の成功した人生を祝うために豪華なゲストを呼ぶ、という設定のビデオは白馬、プールに水着の女性、カラフルなロールス・ロイスと、正にDJキャレドが「The One」であることを誇示する内容ながら、トロピカルでスローなリズムにのせて名うてのラッパーたちが自身のスキルを披露していくカラフルな楽曲は夏を一層盛り上げてくれそう。
ピットブル&J.バルヴィン “Hey Ma ft Camila Cabello”
ジャスティン・ビーバーが客演し大ヒットした“Despacito”もこの夏は印象的だけれど、キューバの血を引く「お祭り男」ピットブルとレゲトンの第一人者であるJ.バルヴィン、キューバ・ハバナ出身の歌姫カミラ・カベロが参加という、この楽曲も見逃せない。
ミュージック・ビデオはアメリカ屈指のリゾート地、マイアミで撮影され、『ワイルド・スピード ICE BREAK』のサウンドトラックに収録されているだけあり、カーチェイスシーンもしっかり登場。ただし、車で聴く場合はくれぐれも安全運転で。
ジョナス・ブルー “Mama ft. William Singe”
発売後8週間でストリーミング1億回再生突破した、こちらもこの夏の大ヒット曲。「ママ、気を病まないで/ちゃんと今夜家に帰るから/ママ、僕達は大丈夫だよ/泣くのはやめて」というサビが一回聴くと忘れられない。
トロピカル・ハウスの代表的なDJであるジョナス・ブルーが「後ろを振り向きたくなんかないんだ」という力強い宣言と共にその手腕をいかんなく発揮した1曲であり、去年の“Perfect Strangers ft. JP Cooper”のヒットも手伝って夏ソングといえばジョナス・ブルー、という流れもできるかもしれない。
デミ・ロヴァート “Sorry Not Sorry”
デミ・ロヴァート1年ぶりの新曲は、発表から1週間以内にも関わらず再生回数2千万回を突破。デミのホーム・パーティーを撮影したというミュージック・ビデオにはパリス・ヒルトン、ラッパーのウィズ・カリファ、ジェイミー・フォックスという豪華ゲストが登場している。
デミは“Cool for the Summer”、“Body Say”、本楽曲と3年連続で7月に「夏ソング」を発表していて、夏を語る上で忘れてはならない存在。
このプールパーティーはできないかもしれないけれど、「中傷を受けたけれどそれを克服して、違うサイドから反撃する」人のためのアンセムだということなので、きっと夏の心強いお供になってくれる。
アクスウェル Λ イングロッソ “More Than You Know”
アクスウェル Λ イングロッソが今年5月に発表したデビューEPに収められているこの楽曲、ミュージック・ビデオは先月発表されたばかりだ。そして来月サマーソニックでの来日が予定されている。
ギターのカッティングに「君が知っている以上に/君は最高だって知るべきだ」というフックとハンドクラップが否応無しに心躍る。
そしてミュージック・ビデオの舞台は夏フェス、カルヴィンと並んでこの夏、必聴の1曲であることは間違いない。