11月19日発売のCUT12月号に、阿部顕嵐さんと七海ひろきさんが登場しています!
本日開幕の舞台『東洋空想世界「blue egoist」』。阿部さんが初のプロデュースを務め、ストーリーの内容を伏せた状態での告知、本格パペットを使った演出──というだけでも制作陣とキャストの意欲と覚悟が窺える本作。CUTではこれまで事あるごとに追いかけてきたおふたり(阿部さん、七海さんとも今年3度目の掲載です!)がついに舞台で邂逅を果たすということで、念願叶った2ショットとなりました。以下、インタビューの一部を抜粋してお届けします。
──おふたりが感じる、お互いの舞台俳優としての魅力はどこですか?
過去の作品でも、今回の共演を通じても思うんですけど、七海さんはセリフを言う時とか、歌を歌い始める時に一気に視線を奪われるというか。引力がすごくある方なんですよね。歌が……うまい(阿部)
──共演する中で引き出されるものがあったり、化学反応が起きたと感じることはありますか?いやいやいや。必死ですよ! 阿部さんは映像作品でもそうだし、今回の共演でも思うんですけど、表現者としてめちゃくちゃ色気のある人だなって。しかもあえて出しているというよりは、滲み出ていて。そういう他の人にはないものを持っているのが魅力的です(七海)
本作では七海さんと目を合わせるシーンが多いんですけど、目が合った時に「この人に嘘、つけないな」と思うんですよ。バレるなって。見透かされるような(阿部)
舞台の外ではむしろすぐ騙されそうなタイプなんですけど(笑)。でも、舞台上では、相手の目を見ればそれが本当の感情なのかわかるっていうのは、確かにあるかもしれない。本心でセリフを言ってるのか、悩みながら言ってるのか。本当の気持ちで言ってるのを感じると、自分もそれに動かされるし、どう返そうかっていう気持ちが湧き上がってくるのも芝居の面白いところですね(七海)
常時穏やかで静けさのあるおふたりでしたが、改めて「舞台やミュージカルを通してお客さんに届けたいもの」のお話なると、その眼差しには確かな熱さと鋭さが光って思わず圧倒されてしまいました。対談の全文はぜひお手元でじっくりご覧いただきたいです。
もちろんポートレートも掲載! 撮影中は終始「綺麗……」と感嘆の声をこぼしていたスタッフ一同。今回カメラマンさんと企てた撮影テーマは“陽光差し込む美術館に置かれた、美しき石膏”です。こちらもお見逃しなく! (田畑早貴)
CUT12月号は11月19日発売。現在以下にてご予約可能です。