7月26日に、2ndアルバム『Cherry Passport』をリリースする小倉 唯。7月7日発売の『H』120号では、アルバム制作中の彼女に迫るスペシャルインタビューを敢行。2年ぶりとなる今回のアルバムについてはもちろん、自身にとって大きな転機になったというライブ「KING SUPER LIVE 2017 TRINITY」や、表現者としての成長までを語った充実の10ページとなっている。

「終わった直後は『なんか知らない自分出てきちゃった』みたいな感じだったけど、『あのときに自分を振りほどいてみてよかったな』って思った」

これまでのパフォーマンスでは、自分の考えや信念をあまり出さないようにしてきたという小倉。3月5日に日本武道館で行われた「KING SUPER LIVE 2017 TRINITY」ではじめてそれらを解き放った、と振り返る。しかし、それでも自分を受けて入れてくれるファンの存在を改めて実感したことを含めて、このライブでの経験がアルバムに活きていると言う。
そんなアルバムへの想いは、小倉がリード曲の“プラチナ・パスポート”に込めたメッセージからも伝わってくる。

「何よりも気持ちのエンジンになっているのはみんなの応援の力で、それは光り輝く旅路におけるパスポートみたいなものになるんじゃないかなって思って歌った曲です。（中略）みんなへの純粋な感謝の気持ちのもありつつ、ちょっと過去を振り返るような切なさもあったり、これから先へ進んでいく期待とか希望感を、この曲から感じてもらえたらと思います」

応援してくれるファンのため、ストイックな姿勢でより良いパフォーマンスを自身に求め続けてきた小倉唯。
常に高みを目指す彼女の原動力やこの先の目標まで明かされる、ファン必読のインタビューだ。

また、今回フォトセッションでは、古民家で涼し気なワンピースで撮影に臨んでくれた小倉。テキストと合わせて必見だ。

『H』120号