all pics by 後藤壮太郎 KEYTALKが4月の熊本B.9 V1公演からスタートさせた全国ツアー「KEYTALK爆裂疾風ツアー2017 ~みんなの街でパラリラパパパラダイス~」のファイナル公演を、Zepp Osaka Baysideにて開催した。
開演前に寺中友将(Vo・G)と、八木優樹(Dr・Cho)による影アナウンスが流れ、寺中、首藤義勝(Vo・B)、小野武正(G・MC・Cho)、八木がステージに登場。“Love me”でライブの幕を開け、2曲目“コースター”へ雪崩れ込んだ。その後は“秘密”、“ダウンロードディスコ”、“HELLO WONDERLAND”が披露された。
「エブリバディ、ええやん。むっちゃええやん。むっちゃ楽しんでるやん」、関西弁を交えた小野のMCを挟んで、“Summer Venus”ではメンバーたちがサングラスをかけて陽気に演奏。このように新しいナンバーの数々を随所で披露しつつ、“blue moon light”や“a picture book”などもプレイ。
中盤で“YURAMEKI SUMMER”を披露した後のインターバルは、リラックスした雰囲気のトークが繰り広げられた。「汗かいてビショビショですよ。このTシャツ白かったのに黒になっちゃった!」と首藤がおどけ、寺中、小野、八木は、ナゴヤドームで観戦した中日ドラゴンズと阪神タイガースの試合について語り合った。熱心な中日ドラゴンズのファンである八木は、「せっかくだから2人に満喫してほしくて」と思い、寺中と小野のためにグッズのユニホームを買ってあげたのだという。そのほか、野球ファンではないものの、『ドカベン』を愛読していたため、無駄に知識だけはある小野が、観戦中に奇妙な専門用語を連発していたエピソードや、KEYTALKのメンバーの内、寺中以外は19日生まれだという豆知識などが披露された。
“桜花爛漫”を皮切りに突入した後半戦は、“STAY”、“バイバイアイミスユー”、“黄昏シンフォニー”、“プルオーバー”などが披露され、“PASSION”、“One side grilled meat”、“MATSURI BAYASHI”といったエネルギッシュなナンバーが鳴り響いた。「今日でツアー30本目。本当に楽しく、幸せに回ることができました。ありがとうございます!」と、メンバーを代表して感謝の気持ちを伝えた寺中。「“これから日本を引っ張って行く、もっとでっかいバンド。みんなにもっと愛されるバンド、みんなに頼られるバンドになります!”という目標を、このツアーの各地で宣言してきました。でも、それは自分たちの力だけでできることじゃなくて……。ライブに来てくれるみんな、僕らの音楽を聴いてくれる人たちにこれからも支えられて進んで行くんだと思います。みんなの力が絶対に必要だと、このツアーで気づくことができました。僕らはもっといい曲を作って、どんどん進んで行くので、いつまでも応援してください」といったメッセージを届けた後、本編のラストは“Oh!En!Ka!”。
アンコールでは、12月にツアー「KEYTALK 灼熱の小旅行 運転技術向上委員会 冬の陣 ~ハンドルを片手に~」の開催がアナウンスされ、8月30日(水)にリリースされる新曲“セツナユメミシ”、そして“OSAKA SUNTAN”、“太陽系リフレイン”を経て、ラストは“MONSTER DANCE”で全国ツアーは幕を閉じた。
セットリスト
2017/7/30 Zepp Osaka BaysideSE(HOROBIRO)
01. Love me
02. コースター
03. 秘密
04. ダウンロードディスコ
05. HELLO WONDERLAND
(MC)
06. Summer Venus
07. パラサイト
08. blue moon light
09. a picture book
10. 森羅万象
11. YURAMEKI SUMMER
(MC)
12. 桜花爛漫
13. STAY
14. バイバイアイミスユー
15. 黄昏シンフォニー
16. プルオーバー
(MC)
17. ASTRO
18. PASSION
19. One side grilled meat
20. MATSURI BAYASHI
(MC)
21. Oh!En!Ka!
EN1. セツナユメミシ
(MC)
EN2. OSAKA SUNTAN
EN3. 太陽系リフレイン
EN4. MONSTER DANCE