本展は新海誠の軌跡を、貴重な制作資料である絵コンテ、設定、作画、美術、映像をはじめ、世界観を体験できる造形物などを通じて紹介。個人制作の『ほしのこえ』から、集団制作に挑み、初の長編作品にして毎日映画コンクールで受賞した『雲のむこう、約束の場所』、『秒速5センチメートル』、『星を追う子ども』、『言の葉の庭』、そして昨年公開し記録的な大ヒットとなった『君の名は。』までを完全網羅し、新海誠アニメーションの魅力に迫るという。
本展は6月3日の静岡・大岡信ことば館からスタートし、長野・小海町高原美術館を経て、東京・国立新美術館へと巡回。国立の美術館において、現役アニメーション映画監督の名を冠した展覧会が開かれるのは初めての機会となる。また、東京会場の後も札幌、福岡など、全国を巡回予定とのこと。
●展覧会情報
国立新美術館開館10周年
「新海誠展-『ほしのこえ』から『君の名は。』まで-」
会期:2017年11月11日(土)~12月18日(月)※休館日:毎週火曜日
開催時間:10:00~18:00(毎週金曜日、土曜日は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館企画展示室2E
入館料:
〔当日〕一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
〔前売/団体〕一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円
・団体券は国立新美術館のみで販売(団体は20名以上)
・中学生以下無料
・障がい者手帳をご持参の方は入場無料(付添の方1名を含む)
※前売券発売日やその他企画チケットは、詳細が決まり次第、展覧会ホームページにてお知らせします。
主催:国立新美術館、朝日新聞社、東宝、テレビ朝日、コミックス・ウェーブ・フィルム、アミューズ