「新海誠展」、国立新美術館で開催。『ほしのこえ』から『君の名は。』までの魅力に迫る

『ほしのこえ』新海誠による絵コンテ© Makoto Shinkai / CoMix Wave Films
『雲のむこう、約束の場所』田澤潮によるレイアウト修正© Makoto Shinkai / CoMix Wave Films
『秒速5センチメートル』西村貴世による原画© Makoto Shinkai / CoMix Wave Films
『星を追う子ども』新海誠による監督修正© Makoto Shinkai / CMMMY
『言の葉の庭』土屋堅一による原画© Makoto Shinkai / CoMix Wave Films
『君の名は。』安藤雅司によるレイアウト修正© 2016「 君の名は。」製作委員会
『君の名は。』田中将賀によるレイアウト修正© 2016「 君の名は。」製作委員会
2017年11月、アニメーション映画監督・新海誠のデビュー15周年を記念して「新海誠展 -『ほしのこえ』から『君の名は。』まで-」が国立新美術館で開催される。

本展は新海誠の軌跡を、貴重な制作資料である絵コンテ、設定、作画、美術、映像をはじめ、世界観を体験できる造形物などを通じて紹介。個人制作の『ほしのこえ』から、集団制作に挑み、初の長編作品にして毎日映画コンクールで受賞した『雲のむこう、約束の場所』、『秒速5センチメートル』、『星を追う子ども』、『言の葉の庭』、そして昨年公開し記録的な大ヒットとなった『君の名は。』までを完全網羅し、新海誠アニメーションの魅力に迫るという。

本展は6月3日の静岡・大岡信ことば館からスタートし、長野・小海町高原美術館を経て、東京・国立新美術館へと巡回。国立の美術館において、現役アニメーション映画監督の名を冠した展覧会が開かれるのは初めての機会となる。また、東京会場の後も札幌、福岡など、全国を巡回予定とのこと。