ノエル・ギャラガーがエルトン・ジョンのラジオ番組「Rocket Hour」に出演し、ノエルの新作『フー・ビルト・ザ・ムーン?』について語っている。
エルトン・ジョンは同新作を「何度も繰り返し聴いてしまうタイプのアルバムで、幸せな気持ちにしてくれる」と評し、「僕は普通の人とは違うことに気づいた」と以下のように話した。
T・レックスの要素がちょっとあって、スティーヴ・ミラーの要素もちょっとある。それから、明らかにビートルズも入ってるね。僕が大好きなものばかりだ。
Noel Gallagher’s High Flying Birds - Holy Mountain
そしてエルトン・ジョンからのこれらのコメントに対して、ノエルは以下のように答えている。
それ(「幸せな気持ちにしてくれる」)がこのアルバムで断トツに大事にしてることなんだ。制作が終わった時、そこにはものすごく大きな喜びの感情があった。それって、最近の世の中じゃほとんど革命的って言ってもいいぐらいのことだ。
だって、ギターを弾ける奴らはみんなニュースのことばっかり歌ってるだろ。で、ニュースは言うまでもなくつまらない。同じことの繰り返し。これぐらい大きな喜びを感じられるアルバムって、最近じゃ珍しいと思うぜ。
なお11月24日に本国リリースされたノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの『フー・ビルト・ザ・ムーン?』は、初週で7万8000枚の売り上げを記録した。リアム・ギャラガーのソロ・デビュー・アルバム『アズ・ユー・ワー』の初週10万3千枚の売上げには及ばなかったものの、全英チャートで初登場1位を飾る結果となっている。