現地時間1月4日、ムーディー・ブルースの創設メンバーでフロントマンのレイ・トーマスが76歳で亡くなっていたことが分かった。
現地時間1月7日にバンドの公式サイトで発表されたところによると、レイ・トーマスは4日にロンドンの近郊のサリーの自宅で急逝したという。
「The Guardian」によると、トーマスは2014年に自身の公式サイトにて、2013年に前立腺ガンの診断を受けたことを公表していたというが、このガンが直接的な死因となったかどうかはまだ明らかにされていない。
逝去に際し、初期に加入し現在も在籍するベーシスト、ジョン・ロッジは以下のような追悼のコメントを発表している。
レイと僕は、14歳の時から人生を通して魔法のような旅を続けてきた……星に手が届いたバーミンガム出身の2人の子ども……それは僕たちが2人で成し遂げた功績なんだ。君はこれからもずっと僕の傍に。
なお、ムーディー・ブルースは2018年の「ロックの殿堂」で殿堂入りを果たすことが決定したばかりだ。4月に行われる式典を約3ヶ月後に控えての逝去となった。