高杉真宙が演じるのは、窃盗団の作戦立案担当でロン毛の直毛と鋭い眼光が印象的なサイケ。加藤諒が演じるのは、工具に関する秀でた見識を持ち、剃り込み×モヒカン頭の太っちょ眼鏡カズキ。渡辺大知が演じるのは、窃盗団の車両担当で極限状態になるとキャラクターが豹変する怪力巨人の坊主タケオ。
サイケ役の高杉は汚いロン毛と細眉に、カズキ役の加藤は人生初のモヒカンに、そしてタケオ役の渡辺は初の金髪ヘアに眉毛なしのビジュアルとなっている。クランクイン直前にそれぞれのキャラクターに変身し、撮影に挑んだという。
本作は、少年院で共に過ごしたサイケ・カズキ・タケオの3人が犯罪集団だけを狙って窃盗を繰り返す「タタキ」稼業を開始し、裏社会で生き抜くことにひたすらにポジティブな3人の友情を描く、青春エンターテインメント。監督は『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江悠が務めている。
原作は2013年より『モーニング』で連載開始し、読者アンケートでは常に上位人気をキープし続けた同名コミック。ストーリー共同制作のルポライター・鈴木大介氏による未成年の犯罪者への取材をもとに、裏社会の実態をリアルに描いた「超実証主義漫画」となっており、2017年新春に完結した。なお、映画の公開は2018年秋予定となっている。
●映画情報
『ギャングース』
監督:入江悠(『22年目の告白-私が殺人犯です-』『ビジランテ』)
原作:肥谷圭介・鈴木大介「ギャングース」(講談社「モーニング」KC所載)
出演:高杉真宙 加藤諒 渡辺大知(黒猫チェルシー)
Ⓒ肥谷圭介・鈴木大介/講談社