銀杏BOYZ・峯田和伸と脚本家の岡田惠和による同名小説と、同時に企画が進行し作成された映画『いちごの唄』のオールキャストが発表された。
今回の発表で、すでに発表されているダブル主演の古舘佑太郎と石橋静河に加えて、宮本信子、和久井映見、光石研、清原果耶、岸井ゆきの、蒔田彩珠、大西利空、小林喜日、泉澤祐希、恒松祐里、しゅはまはるみ、山﨑光らの出演が解禁された。
同映画は、銀杏BOYZの楽曲“漂流教室”、“ぽあだむ”などをイメージソースに生まれた、青春と恋の物語になっているという。
【宮本信子 コメント】
脚本を読ませていただき、岡田惠和さんと峯田和伸さんのお二人が生んだこの物語にぜひ参加したいと思いました。
とても静かな映画で、少し心が痛くなるような、でも最後には爽やかな気持ちになれる作品です。
私が演じた孤児院の園長先生は、長い間ひとりでこの場所を守って きた人です。その厳しさ、優しさの両方を表現できたら良いなと考えてとてもとても大切に、セリフを言わせて頂きました。
【清原果耶 コメント】
大人のあーちゃんに繋ぐパズルピースを丁寧に集めなくちゃ、と模索していた日々を思い出します。今まで通り過ぎてきた日々のあれこれが全部ひっくるめて青春なんだ。と。すがる思いで抱きしめてきた純愛も打ちひしがれるほどの後悔も過去があるから今がある。
コウタとあーちゃんの切ない歩幅と、この作品の甘酸っぱい香りを胸いっぱいに感じて頂けたらいいなと思います。
【岸井ゆきの コメント】
コウタが再会した初恋は、爽やかに進んでいるようでいて、少し居心地がわるくて、もどかしくて。いつも笑っているけど、どこか不安そうなコウタを応援したくなりました。私が演じたアケミは彼の人生に勝 手に入り込んで、勝手に通り過ぎていきます。
事情があって、アケミはコウタの名前を一度も呼ばないけれど、名前をちゃんと知らなくても、人は出会って別れることができるんだなぁ。公開が楽しみです。ぜひ劇場でご覧下さい。
【蒔田彩珠 コメント】
私はこの作品を観て、「青春に年齢は関係ないんだな」と思いました。10代の時に感じる、嬉しさや、苦しさ、ドキドキする感情は、大人になると楽しめなくなるものだと思っていたけど、この作品を観て、大人だからこそ大切にできる青春があるんだなと知りました。
この作品をご覧になった方が、自分がかつて過ごした青春を思い出して、懐かしく思えたらいいなと思います。
【恒松祐里 コメント】
本作の台本を読んだ時に、「良い人しかいない! 何て優しいお話なんだ」と思いました!私が演じたかずみは主人公の弟シゲと付き合っている明るくて優しい女の子です。主人公のコウタを始めこの家族はみんな太陽のように明るい人達で、私は彼女という血は繋がっていない立場ではありましたが、この家族の一員として馴染める性格とは何かを考えてお芝居しました。短い撮影期間でしたが、菅原監督とまたご一緒させて頂き、先輩俳優の皆さんに混じってお芝居をする事はとても刺激的でした。沢山の愛と優しさに包まれたお話です。
是非、愛おしいキャラクター達に出会いに来て下さい。公開をお楽しみに!
●上映情報
映画『いちごの唄』
2019年夏全国ロードショー
出演:古舘佑太郎、石橋静河、和久井映見、光石研、清原果耶、小林喜日、大西利空、泉澤祐希、恒松祐里、しゅはまはるみ、渡辺道子、ポール・マグサリン、山﨑光、蒔田彩珠、吉村界人、岸井ゆきの、峯田和伸、宮本信子
監督:菅原伸太郎
脚本:岡田惠和
原作:岡田惠和・峯田和伸(朝日新聞出版)
音楽:世武裕子・銀杏BOYZ
製作:『いちごの唄』製作委員会
制作プロダクション:ファントム・フィルム
配給・宣伝:ファントム・フィルム
(C)2019『いちごの唄』製作委員会