ザ・ラカンターズのニュー・アルバム『ヘルプ・アス・ストレンジャー』が全米アルバム・チャート「Billboard 200」で初登場1位に輝いたジャック・ホワイトが、現在聴いてるアーティストについて語っていることがわかった。
「Rolling Stone」のインタビューを報じた「Consequence Of Sound」によると、ジャックはラッパーのLil Nas Xや過去に対立していたザ・ブラック・キーズ、さらにグレタ・ヴァン・フリートやトゥエンティ・ワン・パイロッツらが最近のお気に入りだという。
全米シングル・チャート「Billboard Hot 100」にて15週連続首位に輝いているLil Nas Xのシングル“Old Town Road”について、以下のようにコメントしていたという。
この曲は(ザ・ホワイト・ストライプスの)“Fell In Love With A Girl”と同じ1分47秒ぐらいしかなくて、人に「ラジオでは流してもらえない」って言われてたけど上手くいったよね。同じことが起きて嬉しいよ。
また、かつて「ホワイト・ストライプスのコピー・バンドだ」と非難していたブラック・キーズについても、今ではお気に入りで現在では友好的な関係にあるとのこと。当時は弁護士を挟んだことでバンド間で誤解を招いたそうだが、ラカンターズがアルバムをレコーディング中にドラマーのパトリック・カーニーがマイクを貸してくれたという。
さらに、レッド・ツェッペリンに多大な影響を受けているグレタ・ヴァン・フリートについては、次のようにコメントしている。
若い連中がロックンロールをやってるのを見るのはワクワクするね。ボーカルはすごくクールな声をしてるし、自分の声をモノにすればさらにいいだろう。俺が出てきた時に、周りは「ロバート・プラントみたいに聴こえる」って言ってたけど、そういった意見は前に進み続ければ消えちまうさ。
他にも「ヴァンパイア・ウィークエンドやトゥエンティ・ワン・パイロッツみたいな曲を書くバンドが評価されてるのも素晴らしいことだよね」とジャックは答えていたそうだ。