シルヴァー・ジューズやパープル・マウンテンズで活動していたデヴィッド・バーマンが、52歳で逝去したことが明らかとなった。
「Pitchfork」によると、訃報についてはレコード・レーベル「Drag City」が発表しており、現時点で死因は不明だという。
こんなことを伝えなければならないなんて、これ以上ないぐらい悲しい。今朝、デヴィッド・バーマンが亡くなりました。偉大な友で、レーベルが知っているなかで最もインスパイアされる人物が去ってしまった。安らかに、デヴィッド。
デヴィッドは、1980年代末にペイヴメントのスティーヴン・マルクマスとボブ・ナスタノヴィッチと一緒にシルヴァー・ジューズを結成。デヴィッドは一貫してバンドに在籍し続けたが、1994年から2008年にかけては編成を変えつつ、計6枚のスタジオ・アルバムをリリースしている。
また、1999年には初の詩集『Actual Air』を出版。2008年にアルバム『Lookout Mountain, Lookout Sea』を発表し、翌年2009年にシルヴァー・ジューズは解散した。
今年7月には「パープル・マウンテンズ」と呼ばれる新プロジェクトを始動させたデヴィッドは、セルフ・タイトル・アルバムをDrag Cityからリリース。今週末には同アルバムを引っさげた北米ツアーをスタートさせる予定だったという。
なお、スティーヴン・マルクマスもデヴィッドへの追悼コメントを自身のSNSに投稿している。