ザ・ホラーズ、新譜のアイディアは“サンドイッチ・ショップとスタジオの暗さ”

ザ・ホラーズのファリス・バドワンが、現在制作中の待望の2ndアルバム『プライマリー・カラーズ』についてNME.comのインタビューに応えた。

今回のアルバムで、ベーシストのトメシー・ファースはなんとキーボード担当のスパイダー・ウエッブとパートを交換!その経緯について、ファリスはインタビューでこう説明している。

「トメシーは最近、“プレタ・マンジェ”(イギリスで有名なサンドイッチ・チェーン店)の近くに引っ越したんだけど、最近になって、お店で売れ残ったサンドイッチは全て廃棄されていることを知ったみたいなんだ。それで、食べ物に余計なお金を使うのはやめようと思って、シンセサイザーを購入したらしい」

また、先日お伝えしたとおり、最近ザ・ホラーズの公式ウェブサイトで謎のカウントダウンが行われていたが、カウントダウンが終了した3月16日(月)に発表されたのは、試聴可能な7分50秒もの長さの大作シングル“シー・ウィズイン・ア・シー”の情報と、アルバム発売の告知だった。ファリスはこの楽曲についても語っている。

「ものすごい長さの曲になってしまったから、ビニール盤でのリリースはあきらめたんだ。長すぎると、サウンドのクオリティがどうしても劣化してしまうからね」とのこと。

さらに、今回はキーボードではなくベースを担当することとなったスパイダー・ウエッブも、アルバムについてコメントした。レコーディングが行われたスタジオの環境が、アルバムの全体的な雰囲気に大きく影響しているそうだ。

「スタジオには窓がなかったから、完璧な暗闇の中で制作していたんだ。外の時間がわからなかったくらい暗かったんだよ。4日間が限界だった」という。

アルバム『プライマリー・カラーズ』国内盤は5月13日に発売される。なお、RO69洋楽TVでは3月30日までの期間限定で“シー・ウィズイン・ア・シー”PVの一部をストリーミング配信中。こちらも是非チェックを。

(c) NME.COM / IPC Media 2008/ 2009
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする