リンキン・パークのマイク・シノダが、ライブストリーミング配信サービスTwitchでファンと一緒に制作したアルバム『Dropped Frames, Vol. 1』を現地時間7月10日(金)にリリースすることを発表した。
「SPIN」によると、マイクはニュー・アルバムの制作中に、Twitchでのライブチャットでファンの意見を取り入れていたとのこと。
メキシコ音楽のマリアッチやボリウッドのヒップホップ、90年代のボーイズ・グループをマッシュアップしたらどうかといったファンの提案をもとに制作された同作では、フルートのループや任天堂のゲームボーイの音を主体にしたコード、何百人ものファンが投稿した詠唱などがフィーチャーされているという。
マイクは、同作について次のように語っている。
『Dropped Frames, Vol. 1』はアルバムであると当時にライブ・チャンネルでもあるんだ。曲のコレクションはチャンネルで作った曲のいいものを選んだものだけど、その体験の大部分はストリーミング自体なんだ。プロジェクトを始めるとき、大抵は行き先がよくわからない。出てくるのは視聴者の提案や俺の瞬間的なアイディア、そして、その間に浮かんでいる不可解なマジックによる産物なんだ
『Dropped Frames, Vol. 1』のリリースに先がけ、すでに楽曲“Open Door”、“Super Galaxtica” 、“Osiris”が公開されている。
トラックリストは以下。
Open Door
Super Galaxtica
Duckbot
Cupcake Cake
El Rey Demonio
Doodle Buzz
Channeling Pt. 1 (feat. Dan Mayo)
Osiris
Babble Bobble
Session McSessionface
Neon Crickets
Booty Down
なお、最近マイクは任天堂の人気ゲーム『あつまれ どうぶつの森』にハマっているようで、中継動画をTwitchで配信している。