昨年、「2020年に一番好きだった曲」として、ザ・ストロークスの楽曲“At The Door”を挙げていたビリー・アイリッシュが、再びバンドへの愛を公言している。
「The New York Times」のインタビューを報じた「FAR OUT」によると、ビリーは、ザ・ストロークスが昨年4月にリリースした新作『The New Abnormal』を絶賛している。
「そのアルバムを初めて聴いた頃、よく自転車に乗って出かけてた。リュックに入れたスピーカーからアルバムを流して、適当に近所を走り回ってたんだ。いつも晴れててそよ風があって、緑が綺麗だった。
ジュリアン・カサブランカスは、まさに天才だよね。彼の歌詞を聴く度に、『こんなフレーズは思い浮かばないだろうな』って思うんだ。そこが、ザ・ストロークスの好きなとこなんだよね。予想がつかないんだけど共感できて、どの曲も最高だよ」
同インタビューでビリーは、フランク・オーシャンのアルバム『Blonde』についても言及し、「いつでもかけられる間違いなしのアルバム。リラックスする必要があるときは特にね」とコメントしていた。
なお、ビリーが昨年公表した「2020年のお気に入り9曲」のなかには、ドレイクの“Time Flies”やフィービー・ブリジャーズの“Savior Complex”などもあった。
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