デイヴ・グロール、カート・コバーンが亡くなった次の日のことを振り返る

デイヴ・グロール、カート・コバーンが亡くなった次の日のことを振り返る

今年の4月5日でニルヴァーナカート・コバーンの命日から丸27年を迎えたが、最新インタビューでデイヴ・グロールが、カートが亡くなった次の日のことを振り返っている。

「BBC」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、デイヴはカートの死後に踏み出さなければならなかった最初のステップについて語ったという。

「本当に俺にはひとつも計画がなかった、すべてが真っ逆さまになって、そんな風に揺さぶられたときって、毎日ただ目を覚まして、『俺は誰なんだ? 俺はどこにいて何をしてるんだ?』って思うんだ……。

カートが亡くなった次の日に、もう彼が俺たちとは一緒にいないのに、自分が生きてると悟りながら目を覚ますことがどれほど奇妙に感じたかを覚えてるよ。じゃあ、今日はどうしようか?って感じでさ。そのときに俺は気付き始めたんだと思う。『そうだ。お前はもう一度、すべてをやり直さなくちゃいけない』ってね。

つまり、俺はポットにコーヒーを作らなくちゃいけなくて、それはカートがいなくなってから初めてのコーヒーになる。俺は2階へ行って服を着なくちゃいけなくて、それはカートが死んでから俺が最初に着る服になる。そういう感じさ。

正直なところ、俺は自分が何をしてるのかわからなかったし、それが何ヶ月も何ヶ月も続いたんだ」


そしてデイヴは、ドラマーからフー・ファイターズのフロントマンに転じたときは、どのようにステージで振る舞い、どのような恰好をするべきなのかわからず自意識過剰になっていたのだという。

しかし、ある時点で吹っ切れ、くよくよ悩むのは止めようと思えるようになったとも明かしていた。


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