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    RADWIMPS、映画『余命10年』で実写映画初の劇伴音楽を担当。「新鮮で挑戦に満ちたものでした」

    RADWIMPS、映画『余命10年』で実写映画初の劇伴音楽を担当。「新鮮で挑戦に満ちたものでした」
    RADWIMPSが、2022年春に公開される映画『余命10年』の劇伴音楽を担当する。

    同映画は、現在50万部を突破し、第6回静岡書店大賞の「映像化したい文庫部門」で大賞を受賞した同名小説(小坂流加著/文芸社文庫NEO刊)を映画化した作品。『新聞記者』(第43回日本アカデミー賞6部門受賞)、『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督がメガホンを取り、脚本は『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017年公開)、『雪の華』(2019年公開)などの岡田惠和、渡邉真子が務める。また、RADWIMPSが映画全編の音楽を手掛けるのは、新海監督作品のアニメ映画『君の名は。』、『天気の子』に続き3作目となるが、実写映画の劇伴音楽を手掛けるのは本作が初挑戦となる。

    さらに、劇伴音楽入りの超特報映像も公開されている。「あと10年しか生きられないとしたら…」とタイプするシーンから始まる同映像は、優しい鼓動のようなピアノの音色からスタートし、徐々に音が重なっていく中で主人公の茉莉の様々なシーンでの背中が映し出されているという。なお、『余命10年』の出演者の情報はまだ解禁されておらず、今回公開された超特報映像ではその後ろ姿のみが映し出されているとのこと。

    【RADWIMPS・野田洋次郎(Vo・G・Piano) コメント】
    この度、映画『余命10年』の劇伴音楽をつとめさせて頂きました。
    はじめて実写映画での劇伴作業は新鮮で挑戦に満ちたものでした。シーンを観ながら、茉莉や和人やその周りでたしかに生きる登場人物たちにどんな音で寄り添うべきなのか、背中を押すべきなのか、幾度もの苦悩もありました。
    総合計時間にするとおそらくすでにこの映画を100回近く観ていることになります。ですが、編曲もすべて終わり最終のオーケストラの本番レコーディングでやはり、画面を観ながら涙がポロポロと出てきました。
    この映画には、茉莉の人生には、きっとご覧になるあなたが明日からも生きていく意味が詰まっていると思います。
    ぜひ、公開を楽しみに待っていてください。

    【藤井道人監督 コメント】
    『余命10年』の脚本を読んだとき、茉莉と和人のイメージと、そこに寄り添う野田さんの音楽が自然と流れて来ました。
    野田さんは、脚本を読んだインスピレーションでクランクイン前に音楽を作ってくれて、その音楽を聴きながら撮影は進んでいきました。まさに、野田さんに導いてもらいながらこの作品は完成しました。至福の時間でした。是非劇場で体感して欲しいです。




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