the quiet room、3/21をもって解散を発表

the quiet roomが、2025年3月21日(金)の東京・恵比寿LIQUIDROOMでの「Tour 2024-2025「いま、偶然を抱き寄せて」東名阪ワンマン編」公演をもって解散することを発表した。

体調不調のため休養していた菊池遼(Vo・G)より解散の申し出があり、メンバーや個人個人との話し合い、マネージメントスタッフを交えた話し合いを重ねた上、長い年月の中での細かいすれ違いや心情を乗り越えてバンドを続けていくことが難しくなったことなどを理由に、今回の公演をもってバンドを解散するという結論に至ったという。

開催を延期していた同ツアーの名古屋CLUB UPSET公演については、チケットの払い戻しの対応が行われる。詳細はオフィシャルサイトより案内があるとのこと。

また、4月6日(日) 千葉Sound Stream Sakuraにて出演を予定していた「toybee TOUR 2024-2025 "THE GOLDENAGE" SEMI-FINAL」(12/22振替公演)についても出演キャンセルが発表された。


【菊池遼(Vo・G) コメント】
15年間続けてきたバンドを解散することにしました。
メンバー、スタッフ、関係者のみなさん、そして何より今まで応援してくださったファンのみなさん、期待を裏切ることになってしまい本当に申し訳ありません。

体調不良のため一ヶ月ほど休養をいただき、それが自身を見つめ直す機会になったように思います。今までの人生を振り返り、何度も自問自答を繰り返した結果、バンドを辞めるという選択に思い至りました。

半生を費やしたthe quiet roomは私のすべてと言っても過言ではありません。ずっと大切にしてきたかけがえのないものです。それでも、自らの責任で一度リセットしなければならないと決意しました。

今まで支えてくれたひとりひとりの顔が鮮明に浮かびます。チームと共に決めた大きな目標、ステージからファンのみなさんに話した夢、音楽を通して出会った友人たちと語り合った未来。約束を果たすことができず、本当にごめんなさい。

重ねて、メンバーには事前に相談ができずひとりで辞めるという決断をしてしまったこと、三人で長年続けてきたバンドをこういった形で終わらせてしまうこと、そして体調不良とはいえ多数のライブをキャンセルして迷惑をかけてしまったこと、謝っても謝りきれません。深く反省しています。

メンバー・スタッフと話し合い、また医師からの許可もおりたので、3月21日の恵比寿LIQUIDROOMワンマン公演は開催することになりました。現状のベストが届けられるように調整していきます。

ラスト一本、今まで関わってくださったすべての方々に感謝を込めて一音一音を大切に演奏します。ライブハウスでお待ちしております。


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