ブロック・パーティー、ニール・ヤングを営業妨害?

BLOC PARTY / OTHER STAGE

アザー・ステージの26日最後の出演者はブロック・パーティー。フロントマン、ケリー・オケレケはオープニング曲“ワン・マンス・オフ”を終えると、観客に隣のピラミッド・ステージで演奏中のニール・ヤングの音をかき消すように呼びかける。

「ずいぶん来たな! みんなどうせニール・ヤングのほうに行っちゃうと思ってたよ。思いっきり楽しんで、思いっきり大騒ぎして、ピラミッド・ステージで何にも聴こえないようにしちゃおうぜ!」

ちなみに、ケリーがこの日着ていたTシャツはホームレス支援団体「シェルター」のもので、グラストンベリーのステージ名にもなった故ジョン・ピールの写真がプリントされている。

その後、彼らは“マーキュリー”、“バンケット”、“ハンティング・フォー・ウィッチズ”などヒット曲を演奏。

ケリーは途中、彼らの2つ前にアザー・ステージで演奏したレディ・ガガを褒める。「レディ・ガガ、良かっただろ?」と言うと、歓声とブーイングの両方が起こった。「あれ、いろんな意見がある」ととまどうケリー。

“フラックス”から“ヘリコプター”、そしてアンコールの“ディス・モダン・ラヴ”でてんやわんやの大騒ぎになってこの日のアザー・ステージのスケジュールはすべて終了。

「正直に言うとさ、これまでグラストンベリーを観に来たことも演奏しに来たこともあったけど……本当に楽しんだのは今日が初めてなんだよー!!」とケリーはライブのクライマックスで秘密を明かした。

セットリスト
'One Month Off'
'Hunting For Witches'
'Positive Tension'
'Halo'
'Signs'
'Waiting For The 7.18'
'Song For Clay (Disappear Here)'
'Banquet'
'Two More Years'
'One More Chance'
'Mercury'
'So Here We Are'
'The Prayer'
'Ares'
'Flux'
'Helicopter'
‘This Modern Love’

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on