イギリスはリヴァプール出身の４人組＝デッド60’sが、バンドの解散を公式サイトで発表した。

ザ・コーラルやズートンズらが所属するリヴァプールのレーベル＜デルタソニック＞から2005年に『無線衝突（Dead 60s）』でアルバム・デビュー。レゲエやダブの要素を取り入れた攻撃的なサウンドで人気を博した。2007年８月にはセカンド『タイム・トゥ・テイク・サイズ』を発表、バンドとしての新機軸をみせる意欲的な内容だったが、ラスト・アルバムとなってしまった。

バンドのメッセージによれば、昨年のクリスマス直後に解散することは決定していたようだ。「今になって（解散の）知らせを聞いたという人も中にはいるだろう。ザ・デッド60sはもう存在しない。クリスマスの後にはもう解散を決意してたんだ」とのこと。解散に際して、メンバー同士の仲が悪くなったなど、特に大きな理由があったわけでなく、自然の流れとしての結果なのだという。メンバーは今後、各自の活動を続けていくそう。