現在ニュー・アルバム『コングラチュレイションズ』をレコーディング中のMGMT。メンバーのアンドリュー・ヴァンウィンガーデンが、余暇を利用してサーフィンを始めたことを明かした。
アンドリューはサーフィンにかなり夢中になってしまったようで、これまですでにハワイのワイキキやオーストラリアのマルーブラ・ビーチ、そしてこのところレコーディングのために滞在しているカリフォルニア州マリブなど、世界有数のサーフィン・スポットで波に乗ってきたという。
「地元のニューヨークでもサーフィンはできるんだけど、気軽に出かけるというにはちょっと遠くて、ロッカウェイ・ビーチだとかジョーンズ・ビーチまで行かなきゃならないんだよね。それでもやってみたらすごく良くてさ、で、マリブでどっぷりはまっちゃったんだ」とアンドリューはサンフランシスコ・イグザミナー紙に語っている。
本当ならば2008年のアルバム『オラキュラー・スペクタキュラー』がリリースされる頃にはサーフィンを始めたかったのだ、と彼は続ける。このアルバムのリード・シングル“タイム・トゥ・プリテンド”のスリーブでは、サーフボードやビーチなどが写った写真が使われていた。
「サーフィンなんてしたことなかったけど、あのアルバムではサーフィンについてだいぶ空想を膨らませていたんだ」とアンドリューは回想する。
新作『コングラチュレイションズ』は、『オラキュラー・スペクタキュラー』のリリース以来バンドの人気がとめどなく高まり続けたことに影響されているという。
「新作では、前回のアルバムが出てから続いているこの狂騒に何とか対処していこうという僕らの姿を描いている。ちょっと普通じゃないなと感じられることもあったしね」
また、新作のタイトル曲が「かなり暗い」こと、ロイヤル・トラックスのジェニファー・ヘレマがボーカルとして参加していることも明かした。
MGMTは10月16日、サンフランシスコのライブハウス「ジ・インデペンデント」でその前日にMySpaceページで緊急発表したスペシャル・ライブを行った。
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
MGMTがサーファーに?
2009.10.20 10:00