2008年、カナダでのライブ中にステージに上がってきた1人の観客に暴行を受けたノエル・ギャラガー。まもなく被告に判決が言い渡されるこの裁判に、ノエルが出廷したいというリクエストを出したことが分かった。

事件は2008年9月7日、トロントで開催されていたVフェスティバルでのオアシスの演奏中に起こった。ステージに侵入してきた観客のダニー・サリヴァンに背後から体当たりされたノエルは肋骨を3本骨折し、5公演の延期を余儀なくされた。昨年11月にサリヴァン被告は罪状を認めている。

2月5日、検事のルース・クラインヘンツはオンタリオ州裁判所に対し、事件の被害者が事件から受けた影響について自ら述べる「被害者影響陳述」（Victim Impact Statement）を行うため、ノエルが出廷許可を求める申請を行った旨を伝えた。被告側の弁護士ジョン・コリンズはノエルが「裁判手続きをコントロールする」のを避けるため、この申請の棄却を要求している。

裁判は延期され、ノエルが出廷できそうな日に再度開かれる予定。なお、ノエルは3月25日と26日にオアシス脱退後初のソロ・ライブを行うことになっている。

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