ザ・ナックのダグ・フィーガーが死去

大ヒット曲“マイ・シャローナ”で知られるザ・ナックのリード・シンガー、ダグ・フィーガーが2月14日に亡くなった。57歳だった。

2005年に肺がんを患っていることが発覚して以来、長い間闘病生活を送っていたダグ・フィーガー。2006年には脳腫瘍の手術も受けていた。

“マイ・シャローナ”のインスピレーションとなった女性、シャローナ・アルペリンは次のように語ってフィーガーへの哀悼の意を表している。「ダグは私の人生を大きく変えてくれました。彼は愛と心の日であるヴァレンタイン・デイに去ってしまいましたが、ダグらしいと思います。彼は愛と心の人だったのです」

1979年にリリースされた“マイ・シャローナ”はその年アメリカで100万枚を超える売上げを記録し、リイシューやカバーを通じて今も世界中で聴き続けられている。NME.COMでは現在“マイ・シャローナ”を演奏するザ・ナックの映像が視聴可能(下記リンク参照)。

(c) NME.COM / IPC Media 2010