ジャック・ホワイトにとってデッド・ウェザーとは何なのか

ジャック・ホワイトにとってデッド・ウェザーとは何なのか

セカンド・アルバム『シー・オブ・カワーズ』リリースを控え、来日公演でも迫力のパフォーマンスを見せたデッド・ウェザー。ジャック・ホワイトによるサイド・プロジェクトとして、半ば偶発的にスタートしたデッド・ウェザーだが、ジャックにとってはかなり重要な意味をもつアウトプットになっているようだ。

「このアルバムはやっぱり、僕達がそれぞれにやってきているどのプロジェクトと較べても、どこかもっと暗くてヘヴィなところがあると思うんだ。で、僕にとってはやっぱりここでやっている音は確かにすごくヘヴィなんだけど、それでいてちゃんとブルースになっているんだよ」

ホワイト・ストライプスやラカンターズとは違う関係性のなかで、ジャック自身もクリエイティブな刺激を受けているという。

「自分の心も身体もその渦中に放り込まれる瞬間まで、自分が何をやりたいのかよくわかっていない、なんかそんな感じなんだよね。気が付いてみたらこの連中と部屋で演奏をしていた、全員で曲を書いている、そして、自分でそうと意識する前からお互いにインスピレーションを与え合っているっていう」

以上の発言はいずれも「rockin’on 6月号」掲載のインタビューより。ジャックにとってのデッド・ウェザーとは、その本質が垣間見える。
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