アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズが新作でビョークとコラボレーション

アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ 09年作 『ザ・クライング・ライト』

アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズが秋にリリース予定の新作でビョークとコラボレーションを行っていることが明らかになった。

アルバムは10月11日にリリースを予定していて、ボーカルのアントニー・ヘガティがビョークとデュエットをとっているのは“Fletta”というトラック。アントニーはビョークの07年の『ヴォルタ』でも“ザ・ダル・フレイム・オブ・デザイア”や“マイ・ジュヴナイル”の2曲で客演したことがある。

アルバムのタイトルは『Swanlights』というもので、アメリカではSecretly Canadian、イギリスではラフ・トレードとインディ・リリースになるが、同時にアントニーの文章や絵画、コラージュ作品や写真などをまとめた144ページの同じタイトルの書籍も刊行される。

「タイトルは夜、水面に光が反射している姿を言い表したものなんだよ」とアントニーはアルバム名の由来について説明している。「人の身体から霊気が飛び出して、紫色の霊となった瞬間を言い表してもいるんだ」。

また、アントニーはオネアトリックス・ポイント・ネヴァーとのコラボレーションも控えていて、8月31日に“Returnal”を7インチ・シングルとしてリリース予定。こちらはもともとオネアトリックス・ポイント・ネヴァーの新作『Returnal』のタイトル・トラックのリミックスで、オネアトリックスのダニエル・ロパティンのピアノにあわせてアントニーがボーカルをとる内容になっている。

『Swanlights』のトラックリスティングは以下の通り:
1. Everything Is New
2. The Great White Ocean
3. Ghost
4. I'm in Love
5. Violetta
6. Swanlights
7. The Spirit Was Gone
8. Thank You for Your Love
9. Flétta (with Björk)
10. Salt Silver Oxygen
11. Christina's Farm

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