ドイツで数年おきという割合で行われてきた巨大レイヴ・イベント、ラヴ・パレードだが、今年の会場では入り口へ詰め掛けた客が押し潰され、19人が死亡し、340人近くが負傷するという大惨事が7月24日に起きた。
目撃者などによると、事故の原因は会場への入り口が狭いトンネルひとつしかないことにあったとしていて、客が殺到してあまりにも過密になっていることを警察に警告する客もいたという。
しかし、今年のラヴ・パレードを主催したデュイスブルグ市長は、まだ事故の責任を指摘するのは時期尚早だと語った。
「ラヴ・パレードはずっと歓喜と平和を象徴するイベントであり続けてきましたが、これからは昨日の出来事が必ずつきまとうことになるでしょう」とレイナー・シャラー市長は語った。
「犠牲者や家族、その友人らの悲しみに配慮しまして、これからはラヴ・パレードをもう続けないことにしました。ラヴ・パレードはもう行われないということです」
事故の調査も始まっている。19名の死者のうち、16名までの身元が判明している。そのうち4名は外国人で、それぞれにオランダ、オーストラリア、イタリア、中国からの客だった。
ほとんどの死者は、古い鉄道の駅から会場へ繋ぐ細いトンネルの手前で踏みつけられるなどして圧死している。会場へと続く道はここしかなく、警察はいったんトンネルを封鎖し、ラウドスピーカーで客に戻るように指示を出していたが、やがて詰め掛けた客がパニック状態に陥った。
警察によると、今年は140万人もの客が会場に駆けつけたという。
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