ラムシュタイン「マイクから火炎放射&口の中にLED照明」の演出でフェスを飾る

ラムシュタイン「マイクから火炎放射&口の中にLED照明」の演出でフェスを飾る - 01年作 『ムター』01年作 『ムター』

7月31日にネブワースで行われたソニスフィア・フェスのヘッドライナーを飾ったラムシュタインは、火炎放射器やその他特殊効果をふんだんに使ったライブを披露し、メタルを軸にしたラウド・ミュージックの祭典の2日目を締め括った。

ヨーロッパ11ヶ国を縦断するメタル・フェス・ツアーとして知られるソニスフィア・フェスだが、そのネブワース公演でヘッドライナーを務めたラムシュタインは、マイクに装着した火炎放射器やマウスピースに装着したLED照明などを駆使。さらにはボーカルのティル・リンデマンが小型の飛行船のようなものに乗って、客席の上を飛ぶ一幕も見せた。アンコールの最初に演奏した“太陽”も傑出した出来になって、これもまたショーのハイライトのひとつとなった。

セカンド・ステージのサターン・ステージでは昨年再結成したスカンク・アナンシーが登場し、“チャーリー・ビッグ・ポテト”“ウィーク”などバンドの初期3枚のアルバムからの曲を軸にしたセットを披露していった。

“ウィーク”の最後のコーラスではボーカルのスキンがステージから飛び降りてクラウド・サーフィンをする一幕もあった。また、バンドは新作を9月13日にリリースすると発表し、ファースト・シングルとなる“My Ugly Boy”を演奏した。

メインのアポロ・ステージに登場したプラシーボがニルヴァーナの“オール・アポロジーズ”のカバーを披露した一方で、ボヘミア・ステージに登場したセラピー?は94年の大ブレイク作『トラブルガム』の完全ライブを行った。セラピー?は2度ほど開演と同時に電源が落ちてしまうというアクシデントにも見舞われたが、3度目には無事にアルバムをすべて演奏してみせた。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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