マッシヴ・アタック、「2011年は自然の成り行きで音源をリリースしていく」と語る


現在アメリカをツアー中のマッシヴ・アタックだが、11年にかけては「自然発生的に」新しい音源をリリースしていくつもりであることを明らかにしている。

3Dことロバート・デル・ナジャは「ランダムにリリースしていく方がやってる側としても楽しいからね」と説明している。

「来年にかけては結構、EPを出していくつもりなんだよ」とロバートはスピナー誌に語っている。「もうね、アルバム出しました、ではツアーですというサイクルには飽き飽きしちゃってるんだよ。もっとランダムに、っていうか自然の成り行きにあわせて、いろいろリリースしていく方がやってる側としては楽しいんだよね。といっても、今年はかなり業界のしきたりに則ったやり方でやったから、来年はたぶん、まったくそういうことは関係なしに、好き勝手にやらせてもらいたいんだよ」。

その一方で、11月22日には『Atlas Air EP』をリリースするが、こちらは前作『ヘリゴランド』収録の “アトラス・エアー”のミックス違いや『ヘリゴランド』のアウトである“RedLight”を収録した4トラック入りEPになる。また、“RedLight”にはエルボーのガイ・ガーヴィが客演しているとか。今回のEPの収益は戦争や紛争の被害に遭っている児童を支援する団体ウォー・チャイルドに寄付されることになる特別EPで、リリースはアナログ盤もしくはダウンロード配信の両フォーマットのみになる。

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