低音のウィスパーボイスを巧みに駆使して、傷口を直接ジクジクと撫でるような緊迫した息遣いが聴こえたかと思えば、寝ぼけ眼の赤子にそっと語りかけるような慈しみに溢れ、聴く者の耳に取り憑いてしまう稀有な歌声。
モデルや俳優、映画監督としても活躍する池田エライザ──音楽活動名義ELAIZAが今年に入っていつになく精力的な動きを見せている。
Night Tempoや岡崎体育など、さまざまなクリエイターたちとのコラボレーションが繰り広げられる中、先日リリースされた楽曲“FREAK”は、プライベートでも親交の深いポルカドットスティングレイ・雫が楽曲を提供。
「地元の放課後みたいなノリで話せる」という雫とのコラボによって生まれたのは、焦燥感が滾るほどに疾走するロックナンバーだ。
MVでは、ハッカーや社長、ミュージシャン、モデル、ロリータファッションなど5人のELAIZAが登場するが、「曲を提供してもらうっていうのは、役をひとつもらうみたいな感覚」と自ら語るように、彼女は楽曲ごとに新たな自分を見つめ、受け入れ、取り入れることで加速度的に進化を遂げている。
現在公開中のELAIZA×雫の対談インタビューでは、ふたりの出逢いから楽曲制作の裏側、それぞれが“FREAK”に込めた想いに迫りました。愛とリスペクトに溢れたふたりの世界をのぞいてみてください!(橋本創)
ELAIZA×ポルカ雫、「地元の放課後みたいなノリで話せる」ふたりがタッグを組んだ楽曲“FREAK”の裏側に迫る!
2024.08.24 12:00