“アタシのドレス”についてはJAPANで最速インタビューを実施してあれこれ語ってもらったが、今月発表されたカップリング曲である“愛のサブスク”もぜひ聴いてほしい。
ねぐせ。には、さまざまな恋愛模様をワンテーマでどこまでも描いていく名曲が多い。君という存在の登場を怪獣映画になぞらえて、大げさかつチャーミングに表現した“恋と怪獣”や、「オーバーサイズの服を着る君」という、恋人関係にあったからこそ見ることができていた特別な姿を思い浮かべる“スウェット”などがそうだ。
“愛のサブスク”もまさにそんな曲。脈がないけどなんとか振り向いてほしいという状況から、《もし愛にサブスクがあったらさ》と着想するところがりょたち(G・Vo)ならではで、辛い気持ちが渦巻いているはずなのに皮肉なほどポップに聴こえてくる。疾走感あるビートと歪んだギターもライブで映えること間違いなしだ。
ねぐせ。は3月30日から自身初のホールツアーを回る。そして、そのツアー真っ最中にJAPAN JAM 2025に出演してくれることが決まっている。5月3日のSKY STAGEにて14:30〜、チケットは既に完売しているが、参加予定の方はツアーを経てさらにパワーアップするであろうねぐせ。をぜひ目撃してほしい。(有本早季)
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