《3km先で思いやり不足/愛情のガス欠はよしてよ》とか《愛のブレーキを今日は踏まず走ってみよう》とか、どこを切り取っも引っかかりのあるフレーズばかりで、ドライブというモチーフから連想ゲームのように広がっていくユーモアのある世界観には脱帽する。
恋愛の歌は巷にたくさん溢れているけど、名誉伝説のラブソングは、普遍的なテーマでありながら、童話の中に入り込んだような不思議な感覚をもたらすと同時に、恋の行方を優しく見守ってくれているような安心感を与えてくれる。それにしても、ボーカルの声を最大限活かし、毎曲毎曲バンドの世界観を維持しながら、あの手この手でさまざまな恋を描き続けるソングライターのけっさく、只者ではない気がする。(有本早季)
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