ポスト・パンク期からビートとスタイルの解体に取り組んできたザ・フォールだが、リーダーのマーク・E・スミスによると、バンドは今「ギリシャ風へヴィ・メタル」に取り組んでいるという。
マークによれば、今年リリースした『ユア・フューチャー・アワ・クラッター』からはがらっと路線を変えるそうで、この新作は来年にもリリースする予定だとか。
「新曲は実はかなりヘビーなものになってるんだよね」とマークはザ・クワイエット・アスに語っている。「ある曲をやっていて、これがなんていうか……まるでギリシャのヘビー・メタル・グループみたいなんだよ。曲のアレンジをやり直して、まったく違う歌詞に書き直してみたんだけど、すごくいいサウンドなんだよね。たとえていうと……正直言ってなんて説明したらいいのかわからんね」。
また、バンドは11月23日にロンドン・エレクトリック・ボールルームで行ったライブで“Greenway”という新曲も発表した。あいにく、この日のライブは11年1月にバンドが予定しているイスラエル公演への抗議にも見舞われることとなった。
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