昨年のセカンド『Flaws』に続く新作を制作中のボンベイ・バイシクル・クラブだが、この先の作業にはアニマル・コレクティヴのプロデューサーのベン・アレンとアーケイド・ファイアのミキシングを手がけたクレイグ・シルヴァリーを迎えることを明らかにしている。
バンドはすでにジム・エイビスをプロデューサーとして5トラック完成させているが、ボーカルのジャック・ステッドマンは新作の今後のセッションについてはベン・アレンとともにロンドンで続けるとザ・フライに語っている。
ジャックはレコーディングを済ませた後にはアーケイド・ファイアのミックスを手がけてきたクレイグ・シルヴァリーに作品全体をみてもらうことも明らかにしている。
「やらなきゃならないのがあと3曲残っていて、それでベン・アレンに会いにアトランタまで行ってきたんだけど、すごく話が合ったんだよ」とジャックは語っている。「残ってるこの3トラックは、今回のものでは一番エレクトロニックなものでサンプリングをベースにしてるから、ベン・アレンが最適かなと思ったんだよ」。
ジャックはさらにクレイグ・シルヴァリーをミックスに指名したわけについてはこう説明している。「(すでにジム・エイビスとベン・アレンとで)プロデューサーが2人いるから、プロデューサーにミックスをお願いしちゃうとミックスが2種類できてしまうのが心配になったんだ」。
まだ具体的なアルバム・タイトルやリリース時期は決まっていないが、おそらく9月頃のリリースになるのではないかと思われている。
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