先日『ロラパルーザ』への出演が発表されたブラック・リップスだが、マーク・ロンソンをプロデューサーに迎えた彼らのニュー・アルバム『アラビア・マウンテン』について、フロントマンのコール・アレキサンダーは、「生の音を届けることを心がけながら、プロデューサーを迎えたり、新しい音を試すことに心を開いたんだ」と語った。
同アルバムは、バンドにとって通算6枚目のアルバムとなるが、プロデューサーを迎えたのは初めてとのこと。ナズ、アデル、カイザー・ チーフス、デュラン・デュラン、リリー・アレン、エイミー・ワインハウスなどのアーティストを手がけたマーク・ロンソンの起用は、メンバー全員のアイデアだったという。彼をアルバムに迎えたことについて、コールは次のように話している。
「僕たちは単に古く聞こえたい純粋主義者ではなくて、昔に使ったレコーディング・テクニックで、すごくいい音を現状にも取り入れたいと思っているんだよね。そのことを彼は理解してくれると思ったんだ。」
「過去にいくつかすごくいいポップ・ソングを書いたことがあるんだけど、いつも制作過程で泥沼に埋もれちゃう始末なんだよね。でも今回はプロダクションを強化することで明らかな違いがでた。僕たちの領域外でもあったし、マークの領域外でもあったはずなんだけどね。」
また、同アルバムのうち“Go Out and Get It”と“Bicentennial Man”の2曲は、ディアハンターのロケット・プントによってプロデュースされたとのこと。収録曲などの詳細はこちらから。(→http://www.contrarede.com/special/blacklips_release.html)
なお、ブラック・リップスは4月3日にニュー・アルバム『シェア・ザ・ジョイ』をリリースしたヴィヴィアン・ガールズと、7月にカップリング・ジャパン・ツアーを行う。ツアーは全3公演で、7月2日(土)に渋谷WWW、4日(月)に名古屋アポロシアター、5日(火)に京都メトロで行われる。チケットは各プレイガイドにて販売中。詳しくはこちら。(→http://www.contrarede.com/special/blacklips_vivian.html)