プライマル・スクリームが1991年にリリースしたアルバム『スクリーマデリカ』が今年でちょうど20周年を迎える。
6月1日(水)発売の「ロッキング・オン」7月号ではボビー・ギレスピーやプライマル・スクリームのメンバー、さらにはクリエイション・レコードの創設者アラン・マッギーのインタビューを交えながら、『スクリーマデリカ』の背景に迫るテキストを掲載している。
そのなかで1990年3月、アルバムからのリード・トラック“ローデッド”をリリースした当初のプライマル・スクリーム状況について、ボビーは次の様に述懐している。
「俺達は、クソ貧乏だった。金なんてなかった。クリエイションにもなかった。あれは小さくて、正しいオールドスクールなインディ・レーベルで、マッギーとの間にはただ口約束があっただけだ。『お前達のアルバムを出してやるよ』っていう」
他にもテキストの中にはボビー本人しか分からない、『スクリーマデリカ』リリース時の状況が語られているのとともに、関係者が語る当時の知られざるエピソードがいくつも紹介されている。
プライマル・スクリームは8月12日(金)のソニックマニア、翌13日のサマーソニック大阪会場にて『スクリーマデリカ』完全再現ライブを披露する予定となっている。