サンタナの名前が小学校の校名に

カルロス・サンタナ 1987年作『サルバドールにブルースを』

ロスアンジェルスの小学校がカルロス・サンタナにちなんで校名をカルロス・サンタナ・アーツ・アカデミーと変えることになった。

学校はもともとカリフォルニア州サンフェルナンド・ヴァリーにあって、ヴァリー・リージョン第12小学校と呼ばれていたが、学校の理事会はカルロスの長きにわたる音楽的達成や子供たちに教育と医療の機会を提供するために活動するカルロスのミラグロ基金を通しての慈善活動を称えるために校名をカルロス・サンタナ・アーツ・アカデミーとあらためて名付けることになったという。

カルロスは学校側に今回の栄誉を感謝し誇りに思うと学校の理事会に宛てた書簡で伝えたとフォックス・ニュースが報じている。

また、カルロスはグラミー賞の表彰対象部門が削減されることにも反対する公開書簡を公にして話題になっている。グラミー賞を主催する全米レコード芸術科学アカデミー(NARAS)に宛ててカルロスは30以上もの部門が廃止されることについて「音楽に活気をもたらしている素晴らしいミュージシャンたちへの害となっている」と指摘している。カルロスは特にラテン・ジャズ部門の廃止に憂慮しているという。


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