オッド・フューチャーのメンバーでジェイ・Z とカニエ・ウェストの『ウォッチ・ザ・スローン』にもボーカルとして客演したフランク・オーシャンは、『ウォッチ・ザ・スローン』のレコーディングが「異様にヘヴィーな空気の部屋に入っていくようだった」と語っている。
フランクはアルバム中、“ノー・チャーチ・イン・ザ・ワイルド”と“メイド・イン・アメリカ”で客演しているが、フランクが初めてスタジオに足を踏み入れた時ジェイ・Zは冗談でフランクをわざと緊張させたという。
「俺が入ってきてもジェイは一言もなにも言わないから、すげえ緊張してさ。一度喋り出したらものすげえいい人だってわかったんだけど」とフランクはホット97に語っている。「たぶん、俺のこと緊張させて冷汗かかせようとしてたんだと思うけど。なんかわざとやってんなって感じだったけど、でも、全部悪気はなくて、だよ。数分したらもうげたげた笑い合ってたから」。
また、フランクは近く行われるジェイ・Zとカニエの『ウォッチ・ザ・スローン』ツアーには声がかかってないというが、「ぜひ参加したいところだよ」と語っている。
その一方でオッド・フューチャー(OFWGKTA)のタイラー・ザ・クリエイターが各所で起こしている舌戦についてはなかなか全部フォローするのは難しいとフランクは語っている。
「タイラーが巻き起こしてるタイマンや舌戦や殴り合いのすべてをチェックしてるとは到底言えないからね。まあ、ストリート・レヴェルの話だったら、たいがいのことは耳に入ってくるけど、コンピューターやネットとなったらいちいちついていけないよ」
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