亡くなったバート・ヤンシュをグレアム・コクソンらが追悼

亡くなったバート・ヤンシュをグレアム・コクソンらが追悼 - 1965年作『Bert Jansch』1965年作『Bert Jansch』

スコットランドのフォーク・ミュージシャンで10月5日に亡くなったバート・ヤンシュをエヴリシング・エヴリシングやハーツ、ブラーのグレアム・コクソンらが追悼している。バートはここ数年、がんとの闘病を続けていたが、5日の朝にノースロンドンのハムステッドにあるホスピスで息を引き取ったと遺族がBBCに明らかにした。享年67。

エヴリシング・エヴリシングはツイッターで追悼の意をこう伝えている。「RIP(ご冥福を)バート・ヤンシュ。あなたの作品は絢爛としていることが度重ねてあった」。

大ファンであることを公にしているグレアム・コクソンは自身のツイッターでオックスフォードで行われたライブでバートと出会った思い出について触れ、「RIPバート、悲しい日だよ」と悼んでいる。

ハーツのボーカルのセオ・ハッチクラフトは自身のツイッターで悼辞としてバートの“ニードル・オブ・デス”の歌詞を引用している。「RIPバート・ヤンシュ。『心を悲しみが満たす時、憂いが気ままに立ち去ろうとしてくれない時、惨めさから逃げようと頭の中を処方する』」。

マキシモ・パークのボーカルのポール・スミスもツイッターでこうバートのことを悼んでいる。「バート・ヤンシュのことはソロでも、ペンタグル時代にもライブを観たよ。アコースティック・ギターをあれだけ上手に弾きながらそれと同時にあれだけ気持ちを込めるのなんてどうやってやるのか、いまだにわからない」。

経済ジャーナリストとして知られ、BBCのビジネス担当記者でもあるロバート・ペストンも今回のバートの追悼に加わっている。「バート・ヤンシュは2度ライブを観た。すさまじい天才だった」。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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