『21』でグラミー賞6部門受賞のアデル、もう失恋アルバムは書かないと宣言

アデル2011年作『21』

2月12日のグラミー賞で総なめに近い栄誉に輝いたアデルだが、辛気くさくて暗い女はもう表現し尽くしたと語っていて、二度と失恋をテーマにしたアルバムは書かないと語っている。

すでに1100万以上のセールスを記録しているアデルの『21』だが、今後このアルバムを作り直す気はないし、男女関係の破局をインスピレーションにしたアルバムはもう作らないとヴォーグ誌に語っている。

次回作の構想について訊かれたアデルは「もう辛気くさくて暗い女はやり尽くしたから」と語り、「もう失恋アルバムは二度と書かない」と宣言している。

2月12日に行われた今年のグラミー賞でアデルは『21』で最優秀作品賞、“ローリング・イン・ザ・ディープ”で最優秀楽曲賞、“サムワン・ライク・ユー”で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞、“ローリング・イン・ザ・ディープ”のヴィデオで最優秀短編音楽ヴィデオ賞など6部門の受賞に輝いている。また、『21』のプロデューサーのポール・エプワースも最優秀プロデューサー賞に輝くことになった。


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