ラナ・デル・レイ、もともとCD3枚分もの楽曲を用意してあったとレーベルが明らかにする

ラナ・デル・レイ、もともとCD3枚分もの楽曲を用意してあったとレーベルが明らかにする - 2012年作『ボーン・トゥ・ダイ』2012年作『ボーン・トゥ・ダイ』

2月8日にファースト・アルバム『ボーン・トゥ・ダイ』をリリースしたラナ・デル・レイだが、レーベルであるポリドールの社長であるファーディ・ウンガー=ハミルトンはラナがアルバム3枚分もの楽曲を準備していたため次回作用にも充分残っていると語っている。

ミュージック・ウィーク誌の取材に応えてウンガー=ハミルトンはラナが「才能に溢れたソングライターで素晴らしい作詞家だ」と語り、『ボーン・トゥ・ダイ』のデラックス・ヴァージョンに向けた新曲もすでに書き上がっていると明らかにしている。

「CD3枚分もの曲をストックさせてあって、トラックとして素晴らしいものも山ほどあってね。アルバムを出してその後、デラックス・ヴァージョンを出して、それでもまだリリースしていくに足るだけの素材が揃ってるんだよ。ラナは才能に溢れるソングライターだし、作詞家としても素晴らしいよ」

実際、ラナをめぐる煽りがあまりにも過熱してしまったため、“ヴィデオ・ゲームス”と肩を並べるだけの楽曲をラナが持ち合わせていなかったら、ラナのキャリアもそのまま立ち消えになっていただろうとウンガー=ハミルトンは語っている。

「こうしたこともすべてある1曲の力で始まったことだったんだよね。みんなも知っているように“ヴィデオ・ゲームス”はイギリスのトップ20に8週か9週間もチャート・インし続けたわけでね。それだけの注目を浴びていたわけだから、契約した時点で60曲ほど用意してもらえてなかったら、こっちもこんなに肩入れすることはできなかったはずだよ。その担保なしに肩入れしていたらまず破滅を招いてただろうからね」

ラナの『ボーン・トゥ・ダイ』はすでに世界的に90万枚ものセールスを記録したと見られているが、来週のイギリス・チャートではエミリー・サンデーに1位を奪われそうな気配ではある。


(c) NME.COM / IPC Media 2012
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