28都市を巡ったツアーがドキュメントされた神サイの新曲“Baby Baby”。《最高速度で君の待つ街まで》駆け抜ける神サイの旅路は、来年2月の武道館ワンマンへと続く!

28都市を巡ったツアーがドキュメントされた神サイの新曲“Baby Baby”。《最高速度で君の待つ街まで》駆け抜ける神サイの旅路は、来年2月の武道館ワンマンへと続く! - “Baby Baby” ジャケット写真“Baby Baby” ジャケット写真
梅雨の晴れ間で夏の暑さを感じる今日この頃。移動中は照りつける日差しや嫌な汗を吹き飛ばすような夏ソングでも聴いて気持ちを盛り上げたいところだけれど、まさにぴったりな夏ソング“Baby Baby”が神はサイコロを振らないから届いた。

イントロから脳天を突き刺すようなギターリフがかっ飛ばし、エフェクトのかかったボーカルとドンシャリ気味のミックスが清涼感たっぷりなこの曲は、《28都市の旅路の中で/一つ見つけ出したThe answer》という歌詞が示す通り、28都市を巡ったツアー「近接する陽炎」で育った曲だ。《2A'くらいでHalf time feel》という歌詞にあわせて実際に2A'でリズムがハーフになるニクい演出もあったりで、パフォーマンスの熱量をそのままパッケージしたようなサウンドに乗せて、ライブに懸ける想いが余すことなく歌われる。

《逢いに行くよBaby Baby/歌えなくたって愛の魔法で》というフレーズは、ツアー中に喉の不調に見舞われた柳田が感じた「歌うこと」についての覚悟のような気がする。ツアー中に出演したJAPAN JAMのアクトで、観客からの声援をエンジンにしながら柳田/吉田/桐木/黒川の「4人」で渾身のパフォーマンスを見せていた彼らのことを思い出しながら、そんなことを思った。

《最高速度で君の待つ街まで》駆け抜けてゆく神サイは、全国5都市のZeppツアー中。来年2月11日(火・祝)には、バンド初となる日本武道館ワンマンが待ち構えている! 「歌うこと」「バンドであること」への決心を深めた彼らは、結成10周年&デビュー5周年のダブルアニバーサリーイヤーに向けてもっともっと強くなっていくはずで、その「今」を曲でもライブでも感じ続けたい。(畑雄介)


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