コピーバンド時代はベースを担当していたおざきですが、「（立ち位置が）横じゃん、真ん中じゃないじゃん」という理由でギターボーカルに転身したと話したり、バンドを組んだ時のモチベーションはなんだったのか、例えば「自己表現したい」や「モテたい」「自分にはこれしかない」など.......と聞かれた時も「全部ですね（笑）」と答えるほど、自分にとても正直で素直な青年。
さらに話を聞いていると、周りからの沢山の愛に包まれて育っていて、それでいて人への感謝と尊敬する心をとても大切にしているのをおざきの言葉の端々から感じるんです。そんなおざきの素直な心が、cherieの楽曲のまっすぐで飾らない歌詞にも表れているんだなと、改めて思いました。
現在21歳の彼は、価値観が変化しつつある自分自身の現状もとても楽しんでいて、「好きなものないな」と思っていた過去もあったと語っていますが、日常の中で一番身近にあった音楽が好きなことだったと気づき、今では理想像がたくさん溢れているとの事。
音楽に対する気持ちが増してく一方で、悩んだり迷ったりすることもあるそうですが、それすらも幸せだと語る彼が眩しいくらいとてもキラキラ輝いていて、なんだか青春の1ページを覗いているような感覚になりました。
底知れぬパワーを持つおざきれんの原動力や楽曲制作の裏側について、そしてライブにかける熱い想いまでたっぷりと語ってくれたインタビューにて、自分探しの真っ最中で好きをどこまでも追求し、急激に成長し続けるおざきれんとは一体何者なのか、是非確かめてください！（伊五澤紗花）
『ROCKIN'ON JAPAN』7月号のご購入はこちら
![JAPAN最新号、発売中！ Ado／別冊JAPAN JAM 2024／あいみょん／米津玄師／Official髭男dism／MILLENNIUM PARADE／Eve × Deu (PEOPLE 1)／ずっと真夜中でいいのに。／[Alexandros]／マカロニえんぴつ／LiSA／THE YELLOW MONKEY／宮本浩次](/images/entry/default/209511/1)
