3月7日発売のロッキング・オン4月号は、映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』を軸にボブ・ディランを大特集!
ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを演じる話題作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が2月28日に公開。本誌では、この映画の魅力と舞台裏を徹底解剖するとともに、1960年代前半のボブ・ディランにフォーカスし、その革新性と影響力を深掘りします。
そして本特集に伴い、みなさんの『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』へのレビューを大募集しています。
本日はご応募いただいた投稿紹介第2弾! 早速ご紹介していきます。
●「ボブ・ディランがロックへ転身した理由は①フォークの閉鎖的なファンからの自由を獲得するため、②彼の音楽性がフォークでは限界だった、③最初からターゲットはロックという戦略だった⋯⋯などなど考えたが、結局のところその答えはわからない。ただ1つ確信したのは、彼がロックに、フォークの政治的で物語的な歌詞に加え、抽象的な文学性を持ち込んだので、ロックは第1次ブリティッシュインヴェイジョンで絶滅せずに、今なお時代の音であり続けていること。進歩的な良心を持った恩人であるピート・シーガーを轟音のロックで時代遅れにしたディラン。彼は『時代は変わる』ことに誰よりも意識的だから進化し続ける。そして最高の発見はなんといってもロックンローラーとしてのジョニ―・キャッシュ。ド迫力演奏に驚き、今聴き直しいてます。最高です。最後にシャラメをはじめとする俳優陣が自ら歌唱したのがこの映画の魅力の一つだと思います。ディランという存在は謎に包まれており、それを埋めるのはリスナーの自由なのです」(ロックオヤジ)
●「ミネソタからニューヨークにヒッチハイクで来て、いきなり入院中のウディ・ガスリーを訪ね、そこでピート・シーガーと出会いヴィレッジ辺りのカフェで歌い始める話は知られていますが、他にも随所にオールドファンをくすぐる逸話が盛り沢山で楽しめます。大詰めは1965年のニューポートでの“ライク・ア・ローリング・ストーン”。不覚にも涙腺が緩みました」(山田久仁夫)
●「なんと言ってもティモシー・シャラメが良かった。ジョーン・バエズを演じたモニカ・バルバロも注目。そしてピート・シーガーを演じたエドワード・ノートンの演技も渋い。公民権運動や赤狩りといったアメリカの大きな時代の転換期に登場したのが、ボブ・ディラン。アメリカはフォークが全盛で、ボブは押し付けられたフォークの定義に疑問を持った。彼の音楽は場合によってはバンド形態もあり得るしエレキも必要だと。エレキを使用するかしないかの選択が迫られるなか、ラジオから聴こえてきたのがキンクスの“ユー・リアリー・ガット・ミー”。お伽噺でなく今の僕らのストーリーとして興奮した」(ロックロックロック)
●「ボブ・ディランについては大学の講義を通じて知りました。社会派のシンガーとしてのイメージが強かったのですか、今回の映画で自分の中のそのイメージが壊されて嬉しいです。今後はディランの音楽をもっと楽しく聴ける気がします。そして、ティモシーは新しいディランを作り出したと思います。無二の俳優だと改めて感じました。もう一回見たいです」(ヨーコ)
ご投稿いただいた皆様ありがとうございました。 まだまだ本企画へのご応募、お待ちしております!
【大募集!】「私が感じた『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の魅力」
皆さんが感じた映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』感想を教えて下さい。お気に入りのシーンや思わず感動した場面、自分なりの考察などを記載の上、ご送信ください。応募いただいたコメントは、編集部ブログでご紹介させていただきます。ボブ・ディラン、そして映画への熱い想い、お待ちしています!
【応募方法】
①応募フォームから送信
②以下Xの投稿に感想を引用リポスト
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【応募期間】
2025年3月3日(月)18 : 00~2025年3月26日(水)23:59
【注意事項】
※1 本企画へのご応募により、投稿のご紹介にご同意いただいたものとみなします。
※2 氏名/ペンネーム/Xのアカウント名のいずれかを掲載させていただきます。匿名希望の方はその旨をご記載ください。
※3 ご投稿いただいた文章から 修正や編集を加えさせていただくことがございます。
※4 すべての方のコメントを掲載できない場合がございます。
※5 ご応募いただいた内容は弊社内の本企画以外には使用いたしません。
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