オッド・フューチャーのタイラー・ザ・クリエイター、クリスマス・ライヴの損害賠償に応じる

オッド・フューチャーのタイラー・ザ・クリエイター、クリスマス・ライヴの損害賠償に応じる - 『オッド・フューチャー・テープ Vol.2』『オッド・フューチャー・テープ Vol.2』

4月18日に新作『ザ・オッド・フューチャー・テープ Vol.2』をリリースするオッド・フューチャー(OFWGKTA)だが、タイラー・ザ・クリエイターは12月22日にロスアンジェルスのロキシーで行われたライヴでPA機材を損壊させたことに対して、8千ドル(約65万6千円)の損害賠償の支払いに応じたとTMZが伝えている。

タイラーはライヴ後に逮捕されたが、ライヴ中観客の女性客2名が危害を加えられているところを目撃し、これをセキュリティに伝えようとしたが気づいてもらえず、さらに音も会場側が落としてしまったことから女性客の救助をアナウンスできず、それに腹を立ててPAに赴いてマイクを投げつけたとブログなどで主張していた。

TMZによれば、タイラーは損害賠償に応じた後はロスアンジェルス地方検察局との面会も予定していて、ここで捜査費用をタイラーが負担することに応じた場合、刑事事件としての立件もなくなるという。

なお、『ザ・オッド・フューチャー・テープ Vol.2』の参加メンバーはタイラー・ザ・クリエイター、フランク・オーシャン、メロウハイプ(ホッジー・ビーツ+レフト・ブレイン)、ジ・インターネット(シド・ザ・キッド+マット・マーシャンズ)、ドモ・ジェネシス、タコ、ジャスパー・ドルフィンと、完全にユニット・メンバーに限られていて、外部のアーティストの参加は一切ない模様だ。また、サモアで目撃情報のあったアール・スウットシャーツも参加していない。

さらにかねてから噂されていた新作でのカニエ・ウェストとのコラボレーションも明らかになっていて、バンドのブログでもホテルのスイート・ルームを貸し切ってカニエとのコレボレーションを進めるタイラーらの姿がアップされている。なお、オッド・フューチャーは3月末から4月にかけてイギリスとアイルランドのツアーに乗り出す。

12月22日のクリスマス・ライヴでPAにマイクを投げつけるタイラーの動画はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=YeBVBlGK7z0&feature=player_embedded#!

(c)NME.COM / IPC Media 2012
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする