ジャック・ホワイト、ソロ作『ブランダーバス』について死が主なモチーフだと語る

4月25日発売、ジャック・ホワイトのアルバム『ブランダーバス』

4月25日に新作『ブランダーバス』をリリースするジャック・ホワイトは、死が新作の主なモチーフのひとつになっているとニューヨーク・タイムス誌に語っている。

「この間、ライナーノーツを書いていたところ、今度のアルバムはそれ(死)とかなり関わってるってことに気がついたんだよね。どういうわけだか、歌詞についてはそれが顕著なんだよね」

また、ジャックはこのインタヴューでザ・ホワイト・ストライプスとして活動できなくなったことを寂しく思うことを認めている。ジャックは解散が自分ひとりで決められるものではなかったことを説明し、「まだやっていたら、今にだって新作を作りたかった」と語り、次のように心境を打ち明けている。

「できることなら、ザ・ホワイト・ストライプスは一生やっていきたかったよ。自分の人生で起きた最も挑戦的で、重要で、充実することだったからね。まだ続いていたらよかったのにと思うよ。もうなくなってしまって本当に、本当に寂しいんだ」

しかし、再結成については先月の時点で『NME』に対して「絶対にありえない」としていて、やるとしたらメグ・ホワイトと自分がお互いに破産した時だろうと語っている。なお、ジャックは5月15日にツアーに乗り出し、7月にはフジロック・フェスティヴァルに出演を予定している。


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