ジョン・メイヤー、テイラー・スウィフトの“ディア・ジョン”への怒りを語る

ジョン・メイヤー、テイラー・スウィフトの“ディア・ジョン”への怒りを語る - ジョン・メイヤー 最新作『ボーン・アンド・レイズド』ジョン・メイヤー 最新作『ボーン・アンド・レイズド』

2年ぶりの新作『ボーン・アンド・レイズド』をリリースし、全米1位を記録したジョン・メイヤーだが、2010年にテイラー・スウィフトがジョンについて歌った“ディア・ジョン”に「腹が立った」と語っている。

テイラーは2010年の『スピーク・ナウ』に収録されたこの曲であけすけなまでにふたりの関係について「今ならわかる、すべて間違っていたと/あなたの暗いねじれたゲームに弄ばれるには19歳では幼すぎると思わない?/わたしはあなたをあれほど愛していたのに」と歌っていて、今ではテイラーのライヴの定番曲ともなっている。

ふたりはこのアルバムのリリース前にしばらく交際していたとされていて、テイラーはアルバムの取材ではこの曲の内容についていずれみんなにもわかると語っていた。その後、ジョンは同じ10年に喉に肉芽腫をわずらい、その後2年間の休養に入ることになったが、その渦中でこの曲が明らかになったため、寝耳に水だったし、「へこんでる時にさらにへこまされて、腹が立った」と『ローリング・ストーン』誌に語っている。

「最悪の気分になったよ。あんなことをされる筋合いはぼくにはないからね。ほんとに間抜けなことをよくもやってくれたと思うよ」

また、新作が一部でジョンの最高傑作との絶賛も呼んでいるジョンだが、この曲については「ソングライターとして言わせてもらえば、これは安っぽいソングライティングだよ」と断じていて、目にものを言わせてやるというような作曲をするのは「自身の才能を貶めている」と語っている。

その一方で、「いたぶられるにはわたしは幼すぎたとは思わないの?」という歌詞についてどう思うかと訊かれるとジョンは「それについては答えたくない」と語った。なお、ジョンは喉の不調が再発したため、新作のツアーは無期限で中止になっている。
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