オリンピック閉幕式典効果でオアシスやエミリー・サンデーらのアルバムのセールスが急上昇

オリンピック閉幕式典効果でオアシスやエミリー・サンデーらのアルバムのセールスが急上昇

8月12日にロンドン・オリンピック閉幕式典パフォーマンスに出演した関係で、オアシス、エルボー、ザ・スパイス・ガールズらの作品がセールスの伸びを見せているという。

元オアシスのリアム・ギャラガーはビーディ・アイを率いてパフォーマンスに出演し、2009年のオアシス解散以来初めて"ワンダーウォール"を演奏することになったが、その後、この曲を収録した95年の『モーニング・グローリー』はアイチューンズ・アルバム・チャートで34位にまで上昇した。

その一方で、パフォーマンスに出演したエルボーとエミリー・サンデーはかなり強力なブーストとなったようで、エミリーのデビュー・アルバム『エミリー・サンデー』はアルバム・チャート2位に、エルボーの2009年の『ザ・セルダム・シーン・キッド』は6位にまで急上昇している。

また、パフォーマンスで使われた楽曲を収録したオフィシャル・コンピレーション『A Symphony Of British Music: Music For The Closing Ceremony of the London 2012 Olympic Games』は現在3位につけている。

スパイス・ガールズの『グレイテスト・ヒッツ』は11位につけていて、またパフォーマンス中に"神秘の丘"の新しいヴァージョンが使われたケイト・ブッシュはベスト盤の『ケイト・ブッシュ・ストーリー』が16位にと、それぞれランクインしている。

タイニー・テンパーやタイオ・クルーズ、そしてクィーンとの共演をこなしたジェシー・Jは『フー・ユー・アー』が22位につけていて、アニー・レノックスとファットボーイ・スリムのベスト盤はそれぞれに36位と37位につけている。

パフォーマンスでは他にもミューズ、ザ・フー、カイザー・チーフス、エド・シーランらも出演した。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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