動物愛護団体のPETA、レディー・ガガやリアーナを「笑いもののフリークスだ」と批判

動物愛護団体のPETA、レディー・ガガやリアーナを「笑いもののフリークスだ」と批判

動物愛護団体の動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)はレディー・ガガやリアーナを「笑いものにされているフリークス」だと批判している。

元々、レディー・ガガはMTVで生肉ドレスなどをまとって登場したことでPETAから大きな批判を浴びたが、その一方でテレビのトーク・ショー『エレン・ディジェネレス・ショー』に出演した際に、毛皮は嫌いだし着ないとも明かしていたことでPETAから反毛皮派としても認められていた。しかし、PETAはここのところレディー・ガガが毛皮を着用しているのを目撃されたとして「裏切り者」として8月15日にPETAのサイトで批判している。

また、PETAはヘビ革のブーツを履いていたリアーナについて「リアーナは自分のブーツに使われているヘビ革がまずはヘビを木に打ちつけ、生きたまま皮を剥いで殺されて作られることを分かっているのでしょうか。もちろん、ヘビにはオプラ・ウィンフリーに相談しに行って、泣いたりすることなんてできません」とリアーナが出演した『オプラ・ウィンフリー・ショー』でクリス・ブラウンの思い出について語りながら涙したことを皮肉っている。さらにPETAはこう続けている。

「爬虫類の革をわざわざ身に着けるのは悪趣味だし、無神経なことでリアーナの感性がますます尋常ではなくなってきていることを物語っているように思えます。リアーナやレディー・ガガは、自分の才能を認められたがっているというよりも、懸命にフリークスになりたがっているところがあって、ふたりは自分たちが笑いものになっていることを本当にわかっていないのかと不思議でなりません」

なお、PETAは最近もノエル・ギャラガーは動物を思いやるカウンセリングを必要としているなどと批判し、これまでにブリトニー・スピアーズやケリスなどもやり玉にあげている。今回の批判に対してレディー・ガガはツイッターで「わたしの毛皮がフェイクか本物かと取り沙汰しているプレスやその手合いに対して言っておくけど、デザインしてくれたのはエルメスだとちゃんと触れておくように」とまったく取り合っていない。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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