ニール・ヤングは1年ほど前にアルコールとドラッグをやめたことを明らかにしている。
ニールはアメリカでは9月25日、イギリスでは10月11日に回想記『Waging Heavy Peace』を刊行する予定になっているが、この本の執筆のためにアルコールと大麻をやめることにしたそう。その心境や動機について次のように『ニューヨーク・タイムス』紙に語っている。
「もう40年もやってきたんだからさ。これからはやらないとどうなるのか見てみたくてね。視点を変えてみたいということなんだよ」
さらに、ニールは酒と薬をやめたのには医者の勧めもあったと語っているが、今度の本の中では、次のようにしらふになると楽なことばかりではないとも触れているとか。
「しらふになればなるほど、いろんなことに気がつく自分もまたいるわけで、そうなると自分についてはあまりわからなくなってきて、自分のことを理解するのも難しくなってくるんだ。そうすると自分をしっかり落ち着ける礎がほしくなってきて、四六時中そういうものを探すことになるんだよ」
さらに、この先もミュージシャンを続けていくとも限らないと『ニューヨーク・タイムス』紙に説明している。「永遠にミュージシャンだけをやってられるわけじゃないって自分でもわかっているんだよ。というのも肉体的にもいろいろこれまでやってきたことの反動が出てくると思うからね。実際、もうあっちこっち身体が悲鳴を上げ始めてるんだよ」。
なお、ニールはクレイジー・ホースと制作したアルバムで『アメリカーナ』に続く新作『Psychedelic Pills』を10月29日リリースするが、アルバムの冒頭を飾る"Driftin’ Back"はいきなり28分もある大作だと伝えられている。
『アメリカーナ』がトラディショナルやフォークの楽曲などのカヴァー・アルバムだったのに対して、『Psychedelic Pills』は全曲ビリー・タルボット、ラルフ・モリーナ、フランク・サンペドロとニールによるクレイジー・ホースとしての新曲となっていて、2003年以来のオリジナル作品となる。
また、アルバムのリリースに合わせてバンドは10月11月と本格的にアメリカとカナダのツアーを敢行する予定だ。
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