オアシス復活ドキュメンタリー映画が、ベネチア映画祭で世界初上映。「ギャラガー兄弟は来ると約束」。『モーニング・グローリー』はビートルズを抜き、イギリスで最も売れたスタジオアルバムに。

オアシス復活ドキュメンタリー映画が、ベネチア映画祭で世界初上映。「ギャラガー兄弟は来ると約束」。『モーニング・グローリー』はビートルズを抜き、イギリスで最も売れたスタジオアルバムに。 - pic by SIMON EMMETTpic by SIMON EMMETT

9月11日に世界同時公開されるオアシス復活のドキュメンタリー映画『オアシス:ドント・ルック・バック・イン・アンガー』が、ベネチア映画祭で世界初上映されることが発表された。

オアシス復活ドキュメンタリー映画が、ベネチア映画祭で世界初上映。「ギャラガー兄弟は来ると約束」。『モーニング・グローリー』はビートルズを抜き、イギリスで最も売れたスタジオアルバムに。

今年のベネチア映画祭は9月2から12日まで開催される。オアシスのドキュメンタリーは9月9日にイギリスで先行公開され、11日から世界公開される。映画祭の上映スケジュールは通常、開催が近づかないと発表されないが、少なくとも9日よりは前には上映されることは確実だろう。

今年の映画祭ラインナップを発表した記者会見の模様は、現在もYouTubeなどで見ることができる。映画祭のディレクターであるアルベルト・バルベーラは、この映画を紹介した際、ギャラガー兄弟が2人とも出席すると「約束してくれた」と語っていた。

https://www.youtube.com/live/Y21geu-kGk8?si=fM4s2oOWYh86sh1W
バルベーラは今作をこのように紹介していた。
「これは、12年間口をきいていなかった兄弟の、胸躍る物語です。彼らの不仲によって、当時イギリスで最も有名だったロックバンドのひとつは解散しました。しかし長い年月を経て、思いがけず和解し、その後に控える壮大なワールドツアーに向けてリハーサルを始めます。
映画は、そのリハーサルとツアー、そしてツアーがオアシスのファンに与えた影響を追っています。ファンは、かつて愛してやまなかった曲を再び披露する憧れの存在と、もう一度出会うことができたのです」。

そして、「ギャラガー兄弟は、ベネチアに来ると約束してくれています」と付け加えた。

映画祭のディレクターが語るとおとぎ話のように聞こえるから、面白い。最後にめでたし、めでたし、と締めくくりたくなる。ちなみにリアム・ギャラガーが今作を「ロックンロール風味のロマンチックコメディ」と形容していたのもさすが。


日本でも世界と同日の9月11日から、2週間限定で劇場公開される。ティーザーはこちら。


ちなみに、今回新たに公開された場面写真(一番上)のファイル名が、「ウェンブリーNIGHT4」となっていたので、この写真は、昨年の8月2日、ウェンブリー公演4日目のものと思われる。前にもお伝えしたが、最初にキービジュアルとして公開された場面写真のファイル名は「東京」となっていた。こちらも東京で撮影された可能性が高そうだ。

オアシスは、昨年の大成功を収めたツアー以降、今年は活動してないものの、その快進撃は止まらない。

行われたばかりのW杯で、イングランドが勝利すると、“Wonderwall”が合唱され、大会を象徴する名場面のひとつになっていた。3位決定戦では合唱こそ起きなかったものの、試合後、イングランドとフランスの選手たちが円陣を組み、その背景で“Wonderwall”が流れた場面も感動的だと話題となった。

⚫︎Spotify グローバル・デイリーチャート1位

W杯期間中に、アンサムとして鳴り響いた“Wonderwall”は、1日に501万回再生され、リリースから31年を経て、Spotifyのグローバル・デイリーチャートで初めて1位を記録した。

⚫︎イギリスのシングル・チャートでも2位

さらに、イギリスのシングルチャートでも2位に返り咲いた。この曲は95年のリリース当時も1位を獲得しておらず、最高位は2位だった。そのため、ついに1位を獲得するのではないかとか注目されていたが、最新のチャートでは2位となっている。
https://www.officialcharts.com/charts/singles-chart

⚫︎『モーニング・グローリー』がビートルズを抜き、イギリスで最も売れたスタジオ・アルバムに


“Wonderwall”を収録したオアシスのセカンド・アルバム『モーニング・グローリー』が、イギリスで最も売れたスタジオ・アルバムになったことが、オフィシャル・チャートによって発表された。ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ』が保持していた記録を抜いてのものだ。

オフィシャルチャートは、70年の歴史を記念して7月22日に最新ランキングを発表。オアシスは総合では3位で、1位はクイーンの『グレイテスト・ヒッツ』、2位はABBAの『ゴールド・グレイテスト・ヒッツ』だった。しかしこの2作はいずれもコンピレーション・アルバムであるため、オアシスがスタジオアルバムとして史上最高の売り上げを記録したことになる。

今年、ドキュメンタリー映画以外で予定されちるその他の動きとしては、11月14日にLAのピーコック・シアターで行われるロック殿堂セレモニーがある。オアシスは今年殿堂入りすることになっており、そこでパフォーマンスを披露してくれるのかにも注目したい。

最近ではトラヴィス・スコットが、「新作はオアシスに影響を受けた」と語っていたことでも話題となったが、オアシスの勢いが止まらない。

まずは9月になったらドキュメンタリー映画を観て、あとは、来年のツアー発表を待つのみだ!
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