レッド・ツェッペリンのロバート・プラント、プライマル・スクリームの新作制作に参加したことを明らかにする
2012.10.30 21:30
レッド・ツェッペリンのロバート・プラントは制作が進んでいるというプライマル・スクリームの新作のレコーディングに参加したことを明らかにしている。
ロバートはプライマル・スクリームの2002年の『イーヴル・ヒート』の"ザ・ロード・イズ・マイ・ショットガン"で共演を果たしたことはあるが、この時はハーモニカでの客演で、今回は来年リリースを予定している新作用にヴォーカルを録ったことを明らかにしている。
『モジョ』誌の取材に応えてロバートは歌は続けたいが、バンドを新しく始めたり、フル・アルバムを制作したりすることは避けたいと次のように語っている。
「昔やってたことも、その後やってきたこともすべて、いつも新しい切り口を探すことから始まってたんだよ。『今の様子はどうなんだろう? あんまり活動をしない歌い手にとって今なにができるんだろうか?』って、そんな風にアプローチしてるんだ。今のおもしろいことに対して、俺はどうやればその一部になれるのかっていうね。そういうアイディアを誰かが提供してくれるんだったら、いつだって応じるよっていうね」
さらにプライマル・スクリームとのコラボレーションについては次のように語っている。
「プライマル・スクリームの作品で歌ったのは、音楽の輝かしい歴史を振り返って参考にして、それを現代の社会に持ってくるプライマルのやり方が素晴らしいと思うからなんだよ」
また、ボビー・ギレスピーも新作について『モジョ』誌の取材に応えていて、プロデューサーはデヴィッド・ホルムズを迎えていて、ザ・ポップ・グループのマーク・スチュワートも参加していることを明らかにしている。新作についてボビーは2000年の『エクスターミネーター』にたとえて、かなり順調に進んでいると語っていて、次のように意気込みを説明している。
「バンドをやってる連中はよくアルバムを作るにあたって、自分の地獄のような体験っていうのは語りたがるもんだけど……自分たちがどれだけ悲しいかなんて気分を嘆いているもんなんて誰が聴きたがるっていうんだよ。本当にそういう連中っていうのは女々しいだけで、弱っちいだけなんだよ。そういう弱い連中を相手にしてる暇は俺にはないんだ」
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